先日、「今日の現場は特殊あります」って言われたんですが、なんでしょ?
渡されたのは、マスクと防護服。
ってことは、アレですか。特殊っていうんですね。
さっそくレッツゴー!
まずは仮処理として薬剤散布。作業前に簡単にできる範囲で薬剤巻いて匂いを抑えます。
さて、消臭薬剤散布して、中に残ったものを袋に詰めて、大きなものはストレッチフィルムで巻いて・・とにかく匂いの元となっているものを撤去していきます。
中のものが空っぽになったら、クロスも剥がします。
床もCF(クッションフロア)やカーペット、フローリングで撤去が必要な場合は剥がします。
作業依頼内容次第ではありますが、プチスケルトン状態くらいまで持っていくことが多いです。
この作業、防護服とマスクが相まってすっごい疲れます。汗かくし息苦しいです。
プチスケルトンが終わったら、本格的に薬剤やオゾンなどの消臭作業に入りますよ。
孤独死現場で匂いがひどいときはこの「特殊清掃」が必要になってしまいます。こうならないようにできれば最高なのですが、なかなかそうもいかないのが現実なようです。
正直、この作業が好きって人は業界にもいないと思います。(いたらそれはそれですごいっす)
こっち来て初めての特殊清掃は都内某所でしたが、作業の手順や装備が充実していて感心しました。
田舎もん丸出しだけど、東京すげぇや。