孤独死後の室内では、汚染箇所の清掃だけでなく、残された家財の整理や臭気への処置が必要になることがあります。
株式会社エスコートランナーでは、室内の家財、汚染、臭気、建材の状態を現地で確認したうえで、遺品整理・家財整理と特殊清掃の作業範囲をお伝えします。
ご家族が先に室内へ入り、片付けや形見分けを済ませておく必要はありません。警察や管理会社から連絡を受けた段階でも、現在分かっている内容からご相談いただけます。
孤独死後の片付けと特殊清掃をご相談いただけます
孤独死後の住まいでは、室内の状況が分からないまま、ご親族や物件の関係者が片付けや退去の判断を求められることがあります。
次のような場合は、当社へご相談ください。
- 警察や管理会社から孤独死の連絡を受けた
- 室内に家具、衣類、生活用品などが残っている
- 物が多い住宅やゴミ屋敷状態で孤独死が発生した
- 近隣や管理会社から臭気について連絡を受けている
- ご家族だけで室内へ入ることに不安がある
- 所有者、大家、管理会社として、室内の片付けと清掃を進める必要がある
- 遠方に住んでおり、何度も現地へ行くことが難しい
室内に家財が残っている場合は、汚染箇所だけを清掃しても作業を進められないことがあります。当社では、遺品整理・家財整理と特殊清掃を同じ窓口で承り、現場の状態に合わせて作業の順序と範囲を組み立てます。
ご依頼者様が、臭気や汚染の程度、必要な施工方法を事前に判断する必要はありません。
特殊清掃で行う主な作業
特殊清掃は、室内へ薬剤を散布したり、脱臭機を設置したりするだけの作業ではありません。汚染の原因、家財の状態、建材への影響に合わせて、複数の作業を組み合わせます。
養生・安全対策
集合住宅の共用部分や搬出経路を養生し、作業する場所を区切ります。現場の状態に応じて、作業員の装備や作業順序も定めます。
汚染箇所の清掃・消毒
汚染がある場所を清掃し、必要な範囲へ消毒作業を行います。
汚染した寝具・家財への処置
汚染が付着した寝具や家財は、ほかの物や共用部分へ影響を広げないように扱います。袋詰め、養生、搬出など、状態に応じた方法を取ります。
家財の整理・搬出
室内に家財が残っている場合は、残す物、搬出する物、作業対象にしない物を分けたうえで整理します。物が多く、汚染箇所が見えない現場では、家財を整理しながら影響範囲を見ていくことがあります。
汚染部分への処置・室内清掃
臭気や汚染が床材、壁紙、その下の建材まで及んでいる場合は、特殊清掃に必要な範囲で汚染した部分を撤去することがあります。その後、ご依頼いただいた範囲の室内清掃を行います。
防臭処理・空間脱臭
臭気の原因が残る場所へ防臭処理を行い、必要に応じて除菌脱臭機などを使用します。空間脱臭は、汚染した家財や建材を処置する代わりではありません。
すべての現場で、ここに挙げた作業をすべて行うわけではありません。現地の状態を確認し、必要な工程を組み立てます。
臭気や汚染の広がりを確認し、必要な作業をご説明します
同じ間取りでも、必要な作業と費用は一律ではありません。当社は現地で、主に次の事項を確認します。
- 室内に残された家財の量と、残しておきたい家具・家財
- ご遺体があった場所
- 死後から発見までの日数
- 発見時の各部屋のドアや窓の状態
- 現在の室内の密閉状況
- 汚染箇所と、その周辺への広がり
- 寝具、家具、衣類などへの影響
- 床材、下地、壁紙、天井、建具への影響
- 建物の種類、構造、間取り
- 家財が多く、汚染範囲を見通せない状態か
残しておきたい家具や家財は、作業範囲と見積金額に影響します。現地確認の際に、ご希望を伺います。
当社が必要と考える作業とその理由をお伝えし、ご依頼者様にどこまで依頼するかをご判断いただきます。
床材や壁紙、その下の建材まで影響している場合
表面の清掃・消毒・脱臭だけでは処置できない場合は、汚染した部分を特殊清掃に必要な範囲で撤去することがあります。
新しい床材や壁紙を施工する復旧工事は、特殊清掃とは別の工程です。撤去後に初めて下地や建物内部の状態が分かることもあるため、復旧工事の範囲と費用を事前に確定できない場合があります。
復旧工事をご希望の場合は、当社の特殊清掃後に状態を確認し、協力会社による見積りをご案内します。
特殊清掃のお見積り
特殊清掃の正式な見積金額は、必ず現地を確認したうえで提示します。
室内の写真や現在分かっている状況は、当社が現場の概要を把握し、現地確認の準備をするために伺います。写真だけでは、臭気の広がり、床材や下地への影響、写真に写っていない箇所の状態を確定できません。
家財量、汚染範囲、建材への影響、搬出条件、必要な工程によって、作業内容と費用は大きく変わります。
見積書には、実施する作業、対象となる場所、見積りに含まれない作業を記載します。初動対応セットと、本格的な遺品整理・特殊清掃も分けて示します。
作業を始めた後に、家財の下や床材の内部などで新たな汚染が分かった場合は、追加する作業と費用をお伝えします。ご依頼者様の了承を得ずに、見積りにない作業を進めることはありません。
料金の考え方は「料金について」、見積書で確認したい項目は「特殊清掃の見積で確認すべき作業範囲|一式表記で注意したいこと」をご覧ください。
現在分かっている状況からご相談いただけます。
特殊清掃について相談するご相談から作業完了までの流れ
1.お問い合わせ
現場の地域、現場とのご関係、建物の種類、現在分かっている状況を伺います。ご家族が見積り前に室内へ入り、形見分けを済ませておく必要はありません。作業へ進む前に、入室、家財の扱い、建物部分への作業について、誰の承諾が必要かを整理します。
2.現地確認
当社が室内の家財量、汚染・臭気の状態、搬出経路、建材への影響などを確認します。残しておきたい家具や家財、作業対象にしない場所がある場合も、この段階で伺います。
3.見積書の提示
実施する作業、対象範囲、含まれない作業、正式な見積金額を提示します。内容をご覧いただき、ご依頼についてご判断ください。
4.正式受注後の打ち合わせ
探索を依頼する物、開けてよい収納、触れない場所、貴重品や重要書類が見つかった場合の扱い、作業中の連絡方法を決めます。
5.特殊清掃・家財整理
見積書と打ち合わせの内容に沿って、特殊清掃と家財整理を進めます。貴重品や重要書類を見つけた場合は記録し、決めておいた方法で報告・保管・引き渡しを行います。
6.作業後の確認
ご依頼いただいた範囲が完了しているかをご確認いただきます。遠方や立ち会いが難しい場合は、鍵の受け渡し、作業中の連絡、作業後の確認方法を事前に決めます。
初動対応セットは、この通常の流れに必ず含まれる工程ではありません。ご希望がある場合に、別の有料サービスとして承ります。
初動対応セットについて
初動対応セットは、ご希望に応じて利用できる独立した有料サービスです。初動対応セットだけでもご依頼いただけます。本格的な遺品整理や特殊清掃を続けて依頼することは条件ではありません。
初動対応の目的
集合住宅などで近隣への臭気の影響を少しでも抑えることと、ご遺族が形見や貴重品を確認する際の臭気・衛生面の負担を少しでも軽減することを目的としています。
料金・標準範囲
110,000円(税込)
2~3時間
1~2名
主な汚染箇所1か所とその周辺
70L袋10袋程度
料金に含む
主な作業内容
- 体液の拭き取りと、体液があった場所の簡易清掃
- 簡易的な除菌・消臭
- ご遺体があった場所の養生
- 体液が付着した家財の袋詰め
- 家具を移動せず、マスカーなどで行う養生
- 除菌脱臭機による空間処理
- 必要に応じた簡易的な害虫対策
初動対応セットに含まれない作業
- 汚染家財の搬出
- 床材・壁紙・下地などの撤去
- 室内全体の遺品整理・清掃
- 本格的な防臭・脱臭
- 復旧工事
初動対応は、特殊清掃全体を完了させる作業ではありません。養生だけで臭気の広がりを完全に止めることはできず、臭気がどの程度軽減するかは現場の状態によって異なります。
地域や現場の状態によっては、初動対応セットを実施できない場合があります。作業内容と初動対応の範囲をお伝えし、ご了承いただいたうえで実施します。
特殊清掃についてよくある質問
家族が先に室内へ入る必要がありますか
先に入室して、片付けや形見分けを済ませる必要はありません。現在分かっている状況を伺い、当社が現地で作業に必要な状態を見ます。
家財が多く残っていても依頼できますか
ご相談いただけます。家財整理を行いながら、汚染や臭気の影響範囲を見ていく場合があります。
初動対応セットだけを依頼できますか
可能です。本格的な遺品整理や特殊清掃を続けて依頼することは条件ではありません。現場の状態によっては実施できない場合があるため、現地で内容をご案内します。
遠方に住んでいても依頼できますか
ご相談いただけます。鍵の受け渡し、作業中の連絡、作業後の確認方法を事前に決めます。現場やご依頼内容によっては、立ち会いをお願いすることがあります。
特殊清掃後の復旧工事も相談できますか
ご相談いただけます。新しい床材や壁紙を施工する復旧工事は別工程です。当社の特殊清掃後に状態を確認し、ご希望に応じて協力会社による見積りをご案内します。
孤独死後の片付け・特殊清掃についてご相談ください
お問い合わせの際は、分かる範囲で次の内容をお知らせください。
- 現場の地域
- お問い合わせをしている方と現場とのご関係
- 戸建て、集合住宅など建物の種類
- 室内に残された家財のおおよその量
- ご遺体があった場所
- 死後から発見までのおおよその日数
- 近隣や管理会社から臭気について連絡があるか
- 立ち会いの可否
- 退去や引き渡しの期限
すべてを調べてから連絡する必要はありません。現在分かっている内容を伺い、現地確認の日程や準備をご案内します。
